夏はおなじみ・住吉踊り

8月中席[11日から20日まで]は浅草演芸ホール恒例の「住吉踊り」があります。古今亭志ん朝師匠が8代目雷門助六師匠を踊りの師として始めたもので、毎年開催しています。私は師匠円菊の勧めで前座の時に入れていただき、途中ブランクもありましたが末席に置いてもらっています。落語協会と芸術協会所属の噺家の、寄席では唯一のジョイント興業です。
志ん朝師匠亡きあとは三遊亭金馬師匠が座長を務めていましたが、高齢であるため、現在では金原亭駒三師匠が個性多き芸人たちをまとめて下さっています。 私は11日から15日までは12時45分の落語の出番と3時半からの踊り子として、16・17は踊り子のみで参加します。
かっぽれ、奴さん、深川などおなじみのものから珍しい踊りまで、私の踊りはともかくとして、噺家、漫才師、手品師、太神楽まで、さまざまな寄席芸人がそろいの浴衣で、粋に踊ります。10時半開演16時半終了、10日間のうちいつでも使える前売り券が若干お安くお渡しできますのでどうぞ、菊千代まで、ご予約下さいませ。