月別アーカイブ: 2025年10月

ウクレレデビュー

コロナでめっきりお仕事が減ったころ始めたフラダンス、念願かなってのレッスンだったのですが、足の調子が悪く(足底筋膜炎だそうです)お休みすることにしました。先生にちらっとウクレレを持っているお話をしたのがきっかけでウクレレ隊結成が決まり、四人のメンバーで細々と練習をしております。
そして、せっかくだからという事で施設に発表させてもらいに行こうという事になりました。わたしたちのウクレレで先生に踊ってもらったり、入所者の皆さんにゆっくりフラダンスを覚えてもらったり、いざとなったら私の玉すだれも!という企画です。

ご披露曲は「ケ・アロハ」「見上げてごらん夜の星を」「糸」、さてさてどうなることやらのお楽しみです!

銀座ライブ

毎度おなじみ銀座ライブのお知らせです。今回は私はトリで「満月の夕」を唄わせていただきます。この曲は阪神・淡路大震災の被災地で生まれたソウル・フラワー・ユニオンの中川敬さんとヒートウェイヴの山口洋さんが共作した曲ですが,ちょうど三〇年経った今、様々な震災被害者、被災地の復興を願って唄います。中川さんとはクナシリに行くピースボートでご一緒し、船上ライブでこの歌を歌ってくれました。クナシリの方々への援助物資を一生懸命運んでいらした姿が思い浮かびます。

他に八曲ドラムのお手伝いと「ルージュの伝言」を叩きながら唄います。皆さんが楽しめる懐かしい歌、最近の唄、色々なジャンルの音楽をお楽しみいただきます。10月19日 日曜日。ワンドリンク、お弁当付きで5000円。
12時から21時まで居続けでもオーケー! 前売り券のみの販売なので、是非菊千代までご連絡ください。

謝楽祭無事終了

九月七日、湯島天神におきまして開催されました落語協会お客様への感謝祭「謝楽祭」無事救急車の出動も一台もなく終えることができました。暑いさなかお越しいただいたお客様、KIKUCHIYO工房作品をお買い求めいただいたお客様、本当にありがとうございました。
来年は暑さを懸念して六月七日に変わりました。目指して作品をそろえていきますのでまたよろしくお願いいたします。また場所を提供していただければ作品展示販売会なども企画しておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
作品は羊毛フエルトの人形や、トートバック、刺子のランチョンマット、クロスなどです。ご要望に応えての注文製作も致します。

15年振りの中学同級会

菊千代は東京都板橋区成増の生まれ、すぐに父の仕事の都合で大阪のなかもずというところに引っ越し育ちました。母の好みでカソリックの幼稚園から系列の私立の小学校に入り三年生の時に京都の府立小学校に転校しました。京都ではいじめられたりいじめたり、いろいろな思い出がありますが、嵐山電鉄に乗って御室小学校、中学は双ヶ丘という素敵な環境でした。
ところがまたもや転校で今度は長野へ、当時は雪も多く女子生徒はみなスラックス?を履いているところに京都のスカートの制服を着て行って冷たい目で見られました。
担任の先生がまた怖い先生、取り付く島も無い先生、笑ったことあるのかっていう先生で本当に辛かったです。それが二年生でクラス替えがあり、私は六組になりました。
担任の先生が山崎先生、生徒は秀才タイプからガータク(やサクレタイプ)、女の子もスポーツウーマンからわたしのような運動音痴まで、色々。それがとても素敵なクラスでした。先生はもちろんのことみんなが暖かくて、そのままドラマになりそうな出来事もいっぱいありました。
私は高校で東京の寮に入ってしまいましたが、休みには長野に戻り、みんなと集まりました、実家が東京に移ってからは、たまにしか参加できませんでしたが、五五歳の時になぜか知らせがあった中学の同窓会に出席した後、クラス会で集まりました。
そのあと集まったのが私が猫八襲名ツアーで北野文芸座に出た時、夜みんなで集まり、参加できなかった一番の出世頭の人形作家の高橋まゆみさんも仲良しだったので翌日友達に人形館まで連れて行ってもらいました。
今回九月十四日に学級委員長だった小川君から公民館での講演と落語のお仕事をもらい、そこに先生をはじめ八人の同級生が駆けつけてくださり、夜の同級会は十人集まりました。誰が来るのかメンバー教えてとお願いしたところ全員下の名前だけが書いてあり、それでもわかることに笑ってしまいました。
そのあと貰った名簿を見ても全員顔が浮かぶことにまた更なる感動でした。わたしには故郷はないと思っていたのですがあんな素晴らしいクラスの思い出を今も共有できる仲間がいることを誇りに思います、そしてやっぱり噺家になってよかったなあと思います。
卒業後五十四年経って、先生はわたしたちより十六歳違いだったという事も初めて知りましたが、いま写真で並ぶとほとんど違いがありません。
今度は先生の米寿のお祝いで集まろうという事になりました。

足助たんころりん

今年も行ってきました、豊田市足助の「たんころりんの夕涼み」。
たんころりんとは、竹かごと和紙で作った円筒形の行灯のことで、足助では毎年8月の夜に古い町並み(約1.5キロ)の街道沿いに並べ、和紙を通した火の灯かりで暗がりの町並みを照らし、その中の旧家の軒下でそれぞれミニライブをします。
八月のお盆の最中でメンバーが少し変わりましたが、初めて参加した仲間はとても喜び、そして足助のファンになってくれたようです、最後は「足助の鍛冶屋さん」というライブハウスでの交流も出来、またそこでの落語会のオファーをいただきました。鍛冶屋さんのオーナー広瀬さんとのご縁で何回か落語会を開催していただきましたが、広瀬さんが亡くなられ、ご縁も薄くなってしまったのかなあと悲観しておりましたら跡を継がれた息子さんが、今回お休みのところお店を明けてくださり、そして十二月落語会開催も決めてくださいました。
嬉しい限りです。たんころりん参加は今年最後にしようと思っていたのですが、心動かされる旅でした。

芸人9条の会

来たる十一月十二日第二十回目の芸人九条の会を開催いたします。
二〇一五年に呼びかけて松元ヒロ・パギやん・オオタスセリ、菊千代が佐高さんを応援ゲストに迎えて始まって一〇年!それから、岡大介、神田香織、おしどりと賛同してくださる仲間が増え、パギやんは大阪で「芸人九条の会大阪」を立ち上げ、五月は大阪、秋は東京と回を重ねてきました。この間、日本の政治情勢はちっともよくなっていませんが、だからこそ私たちの会も終わらず頑張っていくしかありません。
今回は少し大きなところでと会場を下北沢に移し旗揚げにご出演いただいた佐高さんをゲストにお迎えします。チラシを四頁に掲載いたしました。まだまだお席に余裕があります。どうぞ菊千代までご連絡くださいませ。