菊千代日々徒然/3

これからの落語会
九月のお仕事や、落語協会主催の謝楽祭も中止になりました。影響はいつまで続くのか、また収入の無い中での赤字になる自主企画をどうすればいいのか、客席を半分にしたり、フェイスシートやマスクをしての催しがいつまで続くのか、わかりません。
もう良いんじゃないと何人かで呑んだり食べたりしてもどこかに不安が付きまといます。自分が発症したらどうしようという不安です。それゆえに、平和アピール行動などにも参加できないのです。自分が渦中にいたことで、落語協会に迷惑をかけるという危惧もあります。
先日、毎年恒例の8月・浅草演芸ホールでの興業、「住吉踊り」のお稽古に行ってきました。以前のようにたくさん集まってではなく5人づつ決めて、教えて下さる立花家橘之介師匠のお稽古場に伺って、みんなで間隔を取ってお稽古です。本番も以前の半分の人数で踊るようになるので、ちょっと寂しい感じです。何よりも人数が少ないということは下手な人が目立つということなので、それも困ったものです。

今日は、これから久しぶりに人前で落語をやります。と言っても明日リモートで流すために映像を取るためです。辻信一さん率いるナマケモノ倶楽部の企画、6月19日オンラインカフェ&バーゆっくり堂のイベント「プレ・キャンドルナイト」。私も倶楽部の会員です。
そして辻さんは戸塚の落語教室【ぼちぼち亭】のお弟子さんでもあります。同じくお弟子佐野遠藤律子さんのピアノ演奏もあり、楽しみです。私が家で一人でやるのはつらいと言ったら、区民センターの和室を借りて下さり、お客さんも三人呼んでくださいました。15分のネタのためにいらしてくださるお客様に感謝です。
お客様の生の笑い声を聴いて噺家の幸せを早く感じられますように、ほのぼのとした生活のためにゆっくり活動を続けていきますので、よろしくお願いいたします。
8月8日には一門会も決まりました。是非、勇気を出して笑いにいらしてください!

お申込みやお問い合わせは菊千代まで。